モデル撮影は何時間かかる?撮影時間を考えるときに見落としやすいポイント

モデルを起用した撮影を計画するとき、「撮影時間はどのくらい確保すればいい?」と迷うことはないでしょうか。

撮りたい写真が10カット程度なら、1〜2時間あれば十分そう。

商品の数が多いから、半日くらい必要かもしれない。

このように、撮影するカット数から大まかな時間を考えることもあるでしょう。

しかし、モデルを起用する撮影では、実際にカメラの前で撮影している時間だけを考えればよいとは限りません。

ヘアメイクや着替え、撮影場所の移動、セット変更、確認作業など、撮影の前後にもさまざまな時間が必要になります。

今回は、モデル撮影の時間を考えるときに押さえておきたいポイントをご紹介します。

目次

モデル撮影に「○時間あれば十分」という正解はない

モデル撮影に必要な時間は、撮影内容によって大きく変わります。

たとえば、同じ商品撮影でも、

  • 1つの商品を数カット撮影する
  • 数十点の商品を着替えながら撮影する
  • 写真と動画を同じ日に撮影する
  • 複数の場所を移動しながら撮影する

では、必要な時間はまったく違います。

そのため、「モデル撮影なら3時間」「EC撮影なら半日」といった形で、一律に決めることは難しいものです。

まずは何時間必要かを考える前に、その日に何を撮影したいのかを整理することが大切です。

撮影内容が具体的になるほど、必要な時間も考えやすくなります。

「撮影時間」と「モデルの拘束時間」は同じとは限らない

モデルを起用するときに知っておきたいのが、実際にカメラの前に立つ時間と、モデルが撮影のために確保する時間は必ずしも同じではないということです。

たとえば、

10:00 集合
10:00〜10:30 ヘアメイク・準備
10:30〜12:00 撮影
12:00〜12:30 着替え・移動
12:30〜14:00 撮影

というスケジュールであれば、実際に撮影している時間だけを見ると3時間程度です。

しかし、モデルは10時から14時まで現場にいることになります。

案件によっては、撮影開始前に打ち合わせやフィッティングを行ったり、撮影終了後に着替えなどの時間が必要になったりすることもあります。

モデルを手配するときは、「カメラを回している時間」だけでなく、集合から終了までどのくらいの時間を予定しているのかを考えておきましょう。

ヘアメイクや着替えの時間を忘れない

モデル撮影のスケジュールで見落としやすいのが、撮影以外の準備時間です。

特にファッションや広告撮影では、ヘアメイクや衣装チェンジが発生することがあります。

衣装を1回着替えるだけであれば、それほど時間がかからないこともあります。

一方で、複数のコーディネートを撮影する場合には、

撮影
↓
着替え
↓
ヘアやメイクの調整
↓
撮影

という流れを何度も繰り返すことになります。

一回ごとの着替えは短時間でも、回数が増えれば全体では大きな時間になります。

また、衣装によっては着替えに時間がかかったり、商品ごとに髪型を変更したりするケースもあります。

「何着撮影するのか」だけではなく、それぞれの撮影の間に何が必要なのかまで考えておくことがポイントです。

商品や撮影セットを変更する時間も必要

撮影が止まる理由はモデル側の準備だけではありません。

商品を入れ替える。

照明を変更する。

背景を変える。

撮影した写真を確認する。

小物を準備する。

このように、撮影する側にも準備時間があります。

モデルの準備が終わっていても、撮影セットが完成していなければ撮影は始められません。

特に多くの商品を1日で撮影する場合は、モデルの着替えと商品の準備をどのような順番で行うかによって、全体の進み方が変わります。

待ち時間をできるだけ少なくするには、「モデルが準備している間に次の商品を準備する」など、撮影全体の流れを事前に考えておくことも大切です。

撮影場所を移動するなら移動時間も考える

1回の撮影で複数の場所を使用することもあります。

たとえば、

午前中はスタジオ
午後から屋外ロケ

といった撮影です。

この場合、単純に「午前2時間+午後2時間=4時間」とはなりません。

スタジオからロケ地まで移動する時間や、現地で準備する時間も必要です。

さらに、交通状況などによって予定より移動に時間がかかることも考えられます。

撮影場所が複数ある場合は、地図上の移動時間だけでなく、

「機材を片付ける時間」

「モデルが移動する時間」

「到着してから撮影を再開するまでの準備時間」

まで含めてスケジュールを考えておくと安心です。

休憩時間もスケジュールに入れておく

半日以上にわたる撮影では、モデルやスタッフのコンディションを保つために、必ず休憩時間を設けましょう。

休憩を取らずに撮影を続けると、疲労によってモデルの表情や集中力が低下するだけでなく、スタッフの判断力や作業効率にも影響する可能性があります。
結果として撮影の進行が遅れたり、思いどおりのカットが撮れなかったりすることもあります。

まとまった休憩時間を確保するだけでなく、可能であれば数時間に一度は短い休憩を取り入れ、モデルやスタッフが無理なく撮影を続けられるように配慮することも大切です。

また、屋外撮影では、季節や天候に応じた配慮も必要です。特に真夏や真冬の撮影では、通常よりもこまめに休憩を取り、水分補給や防寒など、モデルとスタッフが無理なく撮影を続けられる環境を整えましょう。

休憩時間は「撮影できない時間」ではなく、モデルとスタッフのコンディションを維持し、撮影のクオリティを保つために必要な時間です。撮影スケジュールを組む段階から、休憩時間を含めた無理のない進行を計画しておきましょう。

「少しくらい延長しても大丈夫」とは限らない

撮影が予定より長引くことはあります。

・商品の撮影に想定以上の時間がかかった。
・天候が変わるのを待った。
・撮影した写真を確認した結果、追加カットが必要になった。

このような理由から、予定していた終了時間を超えそうになることもあるでしょう。

モデル撮影では、1日の基本的な拘束時間を8時間または9時間としているモデル事務所やキャスティング会社が多く、その時間を超えると、出演料とは別に延長料が発生するのが一般的です。
また、延長料の金額や計算単位、適用される条件は会社やモデルによって異なります。

ただし、延長料を支払えば必ず撮影を延長できるとは限りません。
モデルには撮影後に別の予定が入っている場合もあり、その場で自由に拘束時間を延ばせないことがあります。

「あと30分だけだから大丈夫だろう」と自己判断せず、延長が必要になりそうな場合は、できるだけ早い段階でモデル本人、モデル事務所やキャスティング担当者へ確認することが大切です。

依頼前には、基本の拘束時間だけでなく、延長料の金額や計算方法、延長できる時間についても確認しておくと安心です。

撮影時間に余裕を持たせることも大切

できるだけ多くのカットを撮影したいからと、スケジュールを分刻みで組みたくなることもあるかもしれません。

しかし、撮影では予定通りに進まないこともあります。

着替えに想定以上の時間がかかったり、商品準備が遅れたり、撮影したカットを確認して撮り直したりすることもあります。

特にモデルを起用した撮影では、複数の人が同時に動くため、どこか一つの工程が遅れると、その後のスケジュールにも影響します。

最初から予定を詰め込みすぎるより、多少の余裕を持たせておいた方が、結果的に撮影を進めやすいこともあります。

モデルへ伝える時間はできるだけ具体的に

モデルをキャスティングする際には、

「午前中予定」

「数時間程度」

といった情報だけではなく、分かる範囲で具体的な時間を共有しておくことが大切です。

たとえば、

「10時集合・15時終了予定」

「撮影は約3時間、ヘアメイクを含めて4時間程度を予定」

などです。

もちろん、企画段階では細かなスケジュールが決まっていないこともあります。

その場合でも、

「現時点では半日程度を予定している」

「終了時間は調整中」

など、現在分かっている情報を共有しておくと、その後の調整を進めやすくなります。

モデルにとっても、どのくらい時間を確保する必要があるのかは大切な案件情報のひとつです。

撮影内容が決まれば、必要なモデルの条件も見えてくる

撮影時間を整理していくと、実はモデル選びにも関係してくることがあります。

たとえば、

一日かけて屋外で撮影する。

複数の場所を移動する。

たくさんの商品を着替えながら撮影する。

動画で同じ動きを何度も撮影する。

こうした条件が分かれば、単にモデルの見た目だけではなく、撮影内容を踏まえてキャスティングを考えることができます。

逆に、「モデルを探してから撮影内容を決める」という順番では、後からスケジュールや条件が合わないことが分かる場合もあります。

モデルの候補を探す前に、完璧な撮影スケジュールを作る必要はありません。

ただ、

「何を撮るのか」

「どのくらい時間がかかりそうか」

「どこで撮影するのか」

「着替えや移動はあるのか」

といった基本的な情報があると、キャスティングの相談もしやすくなります。

「この撮影なら何時間必要?」と迷った段階でも相談できる

初めてモデルを起用する場合、撮影に何時間必要なのかを正確に見積もるのは難しいものです。

「10商品あるけれど半日で撮影できる?」

「写真と動画を同じ日に撮りたいけれど、どのくらい時間を見ればいい?」

「モデルは何時間押さえておけばいい?」

「途中で延長したくなった場合はどうなる?」

など、実際に計画を立て始めてから疑問が出てくることもあります。

そんなときは、撮影スケジュールをすべて決めてからモデルを探さなければならない、と考える必要はありません。

撮影内容がある程度見えている段階でキャスティングについて相談することで、モデル手配に必要な情報も整理しやすくなります。

MixLink Castingでは、モデルキャスティングに関するご相談を受け付けています。

「モデルを起用したいけれど、何時間くらい依頼すればいいか分からない」「撮影内容は決まっているけれど、モデルの手配をどう進めればいい?」など、まだ細かな条件が決まっていない段階でも、まずはお気軽にご相談ください。

MixLink Castingでは、外国人モデル・ハーフモデル・日本人モデルをはじめ、キッズモデルからミドル・シニアモデルまで、幅広いモデルのキャスティングに対応しています。
撮影内容やご希望のイメージ、ご予算に合わせてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

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